2016年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

「国立公園 野尻湖」の視点でみる野尻湖

環境省長野自然環境事務所 戸隠自然保護官事務所
自然保護官 梅田実生子, 自然保護補佐官 前田久美子

 「国立公園 野尻湖」という呼び方は新鮮だなと思われる方が多いのではないでしょうか。国立公園を管理している環境省の職員(レンジャー)が、野尻湖を国立公園という切り口でお話していきます。本号では、国立公園とは何か、そこで働くレンジャー(自然保護官)についてご紹介します。次号では、野尻湖はどうして、いつから国立公園なのかについて詳しくお話していきます。

■国立公園とレンジャー

〜国立公園とは〜
 山から海まで美しい個性的な景色が各地にある日本。そんな美しい景色を守り、美しさを広く知っていただくために、“自然公園”が指定されています。自然公園は遊具のある一般的な公園とは違いますが、みんなが集い憩う場所という意味では同じです。

 自然公園には、国が指定し、管理している国立公園(33箇所)、国が指定し、都道府県が管理している国定公園(56箇所)、都道府県が指定、管理している都道府県立自然公園(300箇所以上)の3種類があります。その中でも国立公園は、「我が国の風景を代表するに足りる傑出した風景地」として指定されています。最近では、2015年3月27日に上信越高原国立公園から分離独立した野尻湖地域を含む「妙高戸隠連山国立公園」が、2016年9月15日に33個目の国立公園である「やんばる国立公園」が誕生しています。

 国定公園と都道府県立公園も同じく自然公園なのですが、国定公園は国立公園に準ずる優れた自然の風景地、都道府県立自然公園は優れた自然の風景地として指定されています。つまり、国立公園に指定されている野尻湖は、日本を代表する素晴らしい自然の風景地であるということです。 ⟩⟩⟩

 

 


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