2016年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

「国立公園 野尻湖」の視点でみる野尻湖

環境省長野自然環境事務所 戸隠自然保護官事務所
自然保護官 梅田実生子, 自然保護補佐官 前田久美子

 一方で、“保護”だけでは国立公園の素晴らしさが伝わらないため、様々な人に“利用”してもらい、地域の方にその良さを伝えることも重要です。国立公園の素晴らしさを伝えることにより、その素晴らしい自然や景観を大切にしようという気持ちを醸成したいと考えています。

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国立公園オフィシャルパートナー
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 近年は“利用”を促進させる取組が多くなってきています。「国立公園満喫プロジェクト」は政府の「観光ビジョン」に位置付けられており、国立公園の質を高めることにより、より多くの外国人観光客に来てもらおうという取組です。全国で8つの国立公園が選定され、景観の抜本的な改善等を進めようと、議論が行われています。外国人利用者の多いSNSのインスタグラムで、日本の国立公園の美しい写真を投稿してPRも行っています。また、民間企業12社と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結し、国立公園の魅力発信を民間企業からもしてもらうという取組を始めました。

 このように、国立公園は“保護”と“利用”の両方が大切であり、レンジャーは両方の視点をもって、地域がよりよくなる方法を模索しています。⟩⟩⟩

 

 


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