2016年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

私を訪ねてくれた蝶たち

文と写真 小林力

捕食されるアサギマダラ
捕食されるアサギマダラ
アサギマダラ
マーキングされた個体

秋口になって人里近くを南下するようで、愛好者や新聞等にいろいろな話を残しているが、旅の途中で命をなくす個体も数知れない。我が家のフジバカマの花株の根元等に羽だけが落ちていることがある。ショックだったのは平成23年9月9日の朝、フジバカマの花陰でヤブキリと思われるアオギスに捕食されているのを見つけたことだ。アサギマダラはフジバカマの毒素を体に保つと言うことだが、自然界の掟はわからない。またあの優雅な舞いをする蝶が数千キロの旅をするとは不思議だ。

 その旅を示す一部だが、平成27年、福島県北塩原村のグランデコスキー場で8月15日にマーキング・放蝶された個体が、9月20日に信濃町本道、我が家の花畑に飛来した。2日間の滞在確認をしたが3日目には姿がなかった。このようなマーキングされた個体を初めて確認したのは平成18年9月23日午後、あの先生の家の花畑だった。最近は我が家の花畑で年に1〜2匹の確認ができるくらいだ。マーキング・放蝶された個体の旅先で確認される確率は万分の一くらいとのことだ。

 私の出会った蝶の話をしよう。⟩⟩⟩

 

 


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