2016年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

私を訪ねてくれた蝶たち

文と写真 小林力

アカタテハ
ジャノメチョウ交尾
ツマグロヒョウモン♀

ブトブトしていた腹部がスマートになり羽が整い飛び去る。アカタテハは食草が見つかれば容易に幼虫を捉えることができ、自宅で飼育し羽化させることもできるきれいな楽しい蝶だ。

 地味な姿のジャノメチョウ。羽の表は茶系に潤み、羽の裏は茶系の肌に生き物の目玉のような眼状紋がある。林の縁や山道の路肩の夏草の表等に、ヒラヒラと浮くように静かに飛び回る優雅な蝶。人里にも飛来し、ヒマワリの花畑等の葉陰に隠れるように飛び回るが人目に付きにくい。

 ツマグロヒョウモン。目を引くのはメスだ。周りが休耕等で荒れた田圃の中で、私だけが耕作している三反歩ほどの田圃の畦草刈りの時や刈り草の後処理をしている時などに「何しているの?」と問いかけるように私の身近を飛び回り飛び去る。

 この田圃の近辺に食草があるのだろう。平成23年の夏からこの近辺でだけたまに出会う。平成28年8月22日、畦畔の草刈り作業中、メス1匹が飛来して私の周りを飛び回り飛び去った。二度三度と繰り返されたがカメラにゲットすることができなかった。⟩⟩⟩

 


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