2016年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

編集後記


 今年の野尻湖の話題を何点か。

▼平成22年冬(No.47)に本紙で野尻のお祭を特集してから早や7年(数えで)、今年は宇賀神社の式年大祭の年だった。前回の『宇賀神社 神幸祭について』に詳しいが、神幸祭(町廻り)の神楽に今回初めての子供神楽が加わった。地元の子供たちが笛や太鼓、お囃子で元気に町廻りする姿に、野尻の次代への希望を感じた。少子化の時代ではあるが、浦安の舞、稚児行列とともに、地元の伝統行事として継承していって欲しい。

▼旧野尻湖小学校跡地(校庭)をアスファルトの駐車場にする話が出ている。信濃町商工会から12月定例会に陳情書が提出された。大きなイベントがある時はこれまでも駐車場として利用されてきているが、あえてアスファルトの駐車場にする必要はあるのか。野尻湖周辺では数少ない広い面積を持つ公の土地である。地元の子供たち、住民、別荘住人、そして観光客の憩いの場としての利用も考慮してもっと検討されるべきではないか。

▼野尻湖漁協が、釣り上げた1m超のソウギョを10,000円で換金するという。ソウギョによる水草の食害を食い止め、生態系を復元するのがねらい。野尻湖で釣りをする人たちに協力を呼びかけた。腕を試したい釣り人たち、トライしてみてはいかがだろう。

▼遠くの友人数人から珍しくメールが入る。ニュースで野尻湖の名前を聞いて懐かしくなったと。この秋、樅ヶ崎*(正しくは山偏に立・可)元野尻湖ホテル跡地での倒木による事故でひとり亡くなった。駒沢大学生の事故に続いて痛ましい話題で野尻湖の名が出るのは複雑な心境だ。(S)

 


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