2017年8月夏・編集発行・野尻湖フォーラム

野尻湖ナウマンゾウ博物館のリニューアルに向けて

野尻湖ナウマンゾウ博物館
学芸員 渡辺哲也

地方創生交付金

 事態は突然動きだしました。2016年10月、国の平成28年度第二次補正予算によって予算化された内閣府による地方創生拠点整備交付金事業の募集がはじまり、これに申請してはどうかというのです。この交付金事業の特徴は施設整備(ハード事業)ができることで、条件をクリアすれば博物館の改修工事も可能であることでした。急きょ予算化された交付金事業は申請までの時間も短く、この時点で事業を一から計画するには時間的に無理であったため、すでにある程度の計画ができていた博物館の改修に白羽の矢が立ったのです。当然、交付金の趣旨に沿った内容、つまり「未来への投資を実現する経済対策」に沿い、その効果が数字で評価できる形で申請する必要があり、かつ、予算的には7000万円程度とい う制約があったため、その中でできることを考えて以下のような内容で改修する計画を立てました。

  1. 受付窓口、事務室、売店を1階へ移すこと
  2. エレベーターの更新
  3. 1階にカフェ(お茶の飲める休憩スペース)の設置
  4. 1階に「体験ミュージアム」の設置
  5. 階段から2階のエントランス部分に壁を取り付けて室内階段にする
  6. 現在の2階事務室、研究室部分を多目的室にする
  7. 現在の2階売店部分を映像コーナーにする
等です。 ⟩⟩⟩

 


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