2017年8月夏・編集発行・野尻湖フォーラム

編集後記


博物館展示

  文化庁の文化芸術振興費補助金を受けて行なったナウマンゾウなどの化石のレプリカ製作の募集は受け付け初日で定員に達する人気だったようだ。そこで製作されたレプリカはサテライトミュージアムとして町内の店舗などに置かれはじめた。

 野尻湖の観光に陰りが出始めてしばらく経ったころ、何とかしなければという思いで地元の有志がアイデアを出し合った中のひとつ、ストリートミュージアム構想でナウマンゾウと野尻湖人のモニュメント(ジャンセン茜さんデザイン)が置かれてから10年が経った。最初はカンパで製作された5体が、その後、県の元気づくり支援金などを得て増え、今では36体が野尻湖周辺に置かれている。最初に思い描いた理想どおり、少しずつ野尻湖の象徴的風景になってきて、ブログやHP.SNS等でナウマンゾウのモニュメントが写った野尻湖の写真を多く目にするようになってきた。

 魅力のある地域にしたいという地元の人たちの熱い思いと協働で、野尻湖とその象徴的存在でもある博物館を盛り上げていけたらと思う。

 博物館の見学会に行った人が、館長の解説付きの見学がとても興味深く、楽しかったと言っていたそうだ。一般でも気軽に参加できる学芸員によるギャラリートークを月1回でも定期的に行なうと博物館見学の楽しみが増えるかもしれない。

 博物館は9月3日より約半年間、リニューアルのための休館に入る。来春のオープンに向けて、ソフト面の更なるリニューアルも期待したい。(S)

 


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