2017年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

「国立公園 野尻湖」のこれから

環境省戸隠自然環境事務所
自然保護官 梅田実生子, 自然保護補佐官 前田久美子

■「国立公園野尻湖」の協働事例

1)野尻湖ナウマンゾウ博物館との連携
 平成30年3月に野尻湖ナウマンゾウ博物館のリニューアルを控え、博物館では地域との連携を密にし、地域活性化につなげる取組を始めました。「野尻湖周辺活性化事業実行委員会」を組織し、地域の代表や子どもを持つお母さんなど様々な立場の方が実行委員になっており、環境省もその一員です。

 実行委員会では、博物館の学芸員さんだけでなく、地域の方が地域のことを説明できる「地域学芸員」の育成や、野尻湖周遊マップの改訂などを行っています。周遊マップは野尻湖に初めて来た方でも歩けるように、ナウマンゾウのモニュメントの位置に加え、モニュメントのストーリーや飲食店の位置などを追加しました。

 環境省としても、博物館を拠点とした地域の取組のお手伝いをしたいと考えています。

2)野尻湖と親しむプロジェクト
 遊歩道の整備、親水空間の創出、拠点の整備を目的としたこのプロジェクトでは、野尻湖畔の整備(緑・水・風の空間などの草刈り、ナウマンゾウのモニュメントの設置・撤去)などを行っています。また、子どもたちとカヌー体験をしながら国立公園について学ぶイベントの実施を毎年行っています。

 今年度は、メンバーで象の小径を歩き、整備や活用の方法を検討しました。その後、信濃町の協力を得て、展望地の修景伐採を行いました。遊歩道の整備については、周遊マップの活用と合わせて、引き続き検討していきたいと考えています。 ⟩⟩⟩

 


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