2017年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

編集後記


 ナウマンゾウ博物館の改修工事のための足場が12月中頃に外されたそうだ。まだ工事は終わっていないが、3月20日のオープンに向けて、館員や関係者は新しい展示等の準備に、慌ただしく仕事に追われていると思う。同23日からは第22次野尻湖発掘も始まる(4月1日まで)。雪深い奥信濃の地でも冬眠はしていられない。

 野尻湖発掘の発端となる湯たんぽ化石発見者の小松屋旅館、その旧建物部分が取り壊わされ、跡地の発掘で、ナウマンゾウの化石が見つかったそうだ。現発掘調査地のすぐ脇だから当然といえば当然だろうが、この地はおそらくどこを掘っても何か大したものが出てくるのだろう。きっとどこかに野尻湖人が眠っているのかもしれない。

 その野尻湖人とナウマンゾウを一緒にデザインしたモニュメントが湖周辺あちこちに置かれるようになって久しいが、モニュメントにはそれぞれにストーリーがある。それを1冊の絵本にまとめる構想が以前からあったのだが、近いうちに形になるようだ。楽しみにしたい。

 今年は厳しい冬との予報。以前は11月に入ると初雪があり、12月には度々の降雪で雪景色、という感覚でいたが、ここのところは暮れ近くになってやっと雪景色というのが多かったような気がして、冬支度に遅れをとった。今年は11月に初雪があり、12月早々には雪景色になった。例年並みということか。東北・北海道では12月にして大変な降雪で被害も出ているようだ。今のところ、そこまでの大雪は降ってはいないが、切に程々を願う。(S)