2010年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

宇賀神社神幸祭について

宇賀神社宮司 宮川滋彦

 平成11年から13年までは、里宮から稚児・五穀捧持、神楽の皆さんと里の巡幸のみを行い、里宮にお帰りになる渡御還御を行っていましたが、平成14年、湖水を渡らなければ野尻のお祭りではないという意見が出され、急遽予定を変更し、湖上渡御を行なうことになりました。里の巡幸終了後、神輿を台船に乗せ、社名旗を乗せた先導船、神楽船、稚児・五穀捧持船、御輿船、神楽船の計5隻により、琵琶島を一周した後、里宮に戻られました。

 稚児・五穀捧持の皆さんは、女子十二名、男子五名と定員が決まっており、皆さんもご記憶にあるように以前は、背の順、またはくじ引きでありましたが、子供の数が減少したこともあり、現在は五年生児童全員に務めていただいています。

 また、この式年大祭の年だけは、26日に渡御を行うのではなく、28日に湖を渡られて、村里を巡幸されたあと、すぐに琵琶島に還御されていました。

獅子舞
里宮例祭 獅子舞の奉納

 


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