
我が野尻のお祭り
平成二十二年宇賀神社式年大祭を振り返って
翌22日は本宮にて戸隠太々神楽の奉納。門外不出と言われている戸隠太々神楽がなぜ宇賀神社にも奉納していただけるのか。これは何代か前の宇賀神社の宮司を戸隠神社の宮司が兼ねていたことがあり、以来、宇賀神社においての戸隠太々神楽奉納は戸隠神社の行事にも組み込まれることとなったようだ。それにしても、巫女4名に神官11名の総勢15名が宇賀神社本宮に乗り込み、戸隠神社でしか拝観できない戸隠太々神楽を我が野尻の宇賀神社で拝観できる。これは一見に値する祭事である。
本宮においての宇賀弁財天像・十五童子像そして勝海舟揮毫の額など、宇賀神社の宝物の拝観は初日から公開していたが、23・24・25日は終日の一般拝観日とした。この期間、宇賀神社の宮司・禰宜・権禰宜のほか氏子総代が交代で参拝客をお迎えした。嬉しいことに今年は例年より参拝客は多かった。

戸隠神社太々神楽奉納 降神の舞