2018年12月冬・編集発行・野尻湖フォーラム

童話館だより(3)
童話館と信州児童文学会

黒姫童話館館長 北沢彰利

今も続く協力関係

 こうした経緯によって、童話館の館長は、初代高橋忠治から五代目の私まで、信州児童文学会より出させていただいています。約束があるというより、この協力関係をお互いに大切にしていきたいという、意思の表れだと思います。

 初代高橋館長は、常勤館長として務め、実に多くの実績を残しました。
「事務室で山縣さん(当時の学芸員)たちと話していて、思いついたことは、やってみようと即動いた」
と回顧しています。

 現在の童話館運営の基盤が、この時期につくられていったのです。童話館のイベントの多くは、この時期に高橋館長の人脈と情熱で実現していったものです。  ⟩⟩⟩

和田登氏,高橋忠治氏,北沢彰利氏

 


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